為替の見通し(2008/10/27-) ~ 断てぬ負の連鎖 ~
見通せませんって!!
『円高>ドル高>ユーロ安>その他通貨安』
ユーロ円113円、オージー円55円、いずれも記事に書いたが、そのサポートラインにたった一日で到達!!激しいにも程がある。サポートラインではやや持ち直したが、今の為替マーケットは混乱して滅茶苦茶な状態。チャート・テクニカルも当てはまらない動きだが、目安は知っておくほうが良いでしょう。ユーロ円は2000/10 88.93円 を頭の片隅に。。。
今週半ばからまた暴落が起こっているが、これは、借り入れ、レバレッジをかけての投資に行き詰まった機関投資家のドミノ倒し、その投げが続いているのが要因。投資銀行の消滅、ヘッジファンドの縮小解体、さらに通常の米投信の大量解約、年金運用の苦境、、、機関投資家のハイレバトレードがマーケットをバブリーにそしてズタズタにして、個人の年金運用にまで大きな被害を与えている。
「ドル高、その他通貨安」はドルキャリー、強いドルより更に強い円は円キャリーのアンワインド(巻き戻し)が猛烈に吹き荒れている。
為替は通貨危機から経済危機、国家破綻(デフォルト)を引き起こす可能性もあり、株式より怖い。アジア、ラテンアメリカ、東欧、、、期待のヒーロー・IMFも限界があろう。
為替マーケットは壊れている。何が起こるか分からない。何が起こっても不思議でない。何でもありか?クロス円、どこまで下がるのか誰にも分からない。
こんなときはレバ利かしたFXはとても怖くてトレードできない。金融当局の単独または協調した為替介入、個人投資家に人気の高金利通貨ファンドの解約売りによる円高の可能性も忘れずに。
米VIX指数(24日):過去最高の79.13
◎三井住友銀行
来週の予想レンジ
ドル/円 92.00-98.00 円
ユーロ/ドル 1.2500-1.3000 ドル
ユーロ/円 117.00-127.00 円
1999 年初に132 円台でスタートしたユーロ円は2000/10/26 に88.93 円まで下落したが、2003/5/30には140.90 円へ上昇。その後2003/11/10 に124.18 円へ下押し→2008/7/23 に169.97 円まで上昇→足許急落、という流れ。欧米金融機関やヘッジファンドによる「レバレッジ相場」 - リスク資産価格上昇、スプレッド縮小、円及びドル売り+他通貨買い ‒ の起点を2003 年とすれば、足許までの下落でユーロ円についての「デレバレッジ相場」は終わったという見方もできる(相場に「オーバーシュート」はつきものだが)。
しかしデレバレッジの背景にある金融問題の解決は未だ遠いように見受けられる。振り返ると日本では1997~1998 年に大手金融機関が破綻、1998 年・1999 年に大手行に公的資本注入、日銀は1999 年にゼロ金利、2001 年に量的緩和を実施。そして2002 年に竹中プラン導入、2003 年4 月にイラク戦争終結(→景気回復明確化)。日本の不良債権問題は、(1)金融再編、(2)公的資本注入、(3)(思い切った)金融緩和、(4)不良債権処理、(5)景気回復、というステップを経て解決に向かった訳だが、米国は現在、(1)(2)の段階。
米国大手金融機関の自己資本比率は公的資金受け入れによって上昇するが、彼らは相当額の(価格算定が困難とされる)「レベル3」資産を抱える。米規制当局は先日、レベル3 資産を評価する際、いわゆる「投げ売り価格」を参照する必要は無いとのガイドラインを出したが、これが評価額の改善に直結するかどうかは不透明。様々な支援を受けた各金融機関は10~12 月期決算でその真価が問われる。
来週は29 日にFOMC が開催され、31 日に日銀展望レポートが公表されるが、相場へのインパクトは限定的か。イベントとしては11/15 にワシントンで開催されるG20 金融サミットが新興国情勢(パキスタン、ベラルーシがIMF 支援を要請、アイスランド、ハンガリーも支援検討)とも絡んで重要。
第2 段落で触れた「水準感」には留意が必要だが、金融問題の進み具合はデレバレッジ継続を示唆する。ドル円、ユーロ円とも当面は下値不安をはらむ展開。
◎北辰物産 ~ 金融市場の混乱が、遂に実体経済に ~
~ USD/JPY : 13年ぶりの価格 ~
USD/JPYはバンドの中心線で抑えられ、一気に下落する展開となっています。102円上の水準が重く、そこから一気に下落する展開となりました。
そして年初来の安値水準を突破し、13年ぶりの安値水準にまで下落しまし
た。形としてはバンドの下限に到達しており、ここで支えられるのか、それと
もバンドウォークするのかに注目が集まりそうです。バンド幅を見ると拡大から横這いといった動きになっており、ここから再拡大するかにはやや疑問の残るところです。RCIの短期線・中期線は下値で這っており、流れは下落ながら、売られすぎも意識されています。状況としては下値余地は残るものの急激な下落は避けられる展開になるのではないでしょうか。ただ、98円に上値抵抗線があり、上値も重い状況となるでしょう。
~ AUD/JPY: 光明は? ~
AUD/JPYはバンドの中心線で抑えられながらじりじりと下落する展開と
なっています。その他のクロス円と比較すると堅調という事が出来そうです
が、それでも直近の安値を抜けてしまったことに変わりはなく、先行きに警
戒感が生じる局面となっています。バンドの下限を試すかどうか、そのあた
りに注目が集まりそうです。RCIの短期線が下落を止めた感じに見える局面であり、ここから上昇に転じる事が出来ればもしかしたら下げ渋ることもあるかもしれません。ただ、RCIの中期線が下値で這っている状況であり、大きな流れではまだまだ厳しい状況と言う事が出来そうです。とりあえずバンドの下限付近の60円がポイントになりそうです。
~ EUR/JPY: 次は115円 ~
EUR/JPYはバンドの中心線で抑えられて底から急落する展開になって
います。130円を突破したことで下げのスピードが速まる展開となっていま
す。過去の価格からすると125円が下値の目安だったのですが、そこも何事もなかったかのように抜けたことで、基調の悪さが際立つ展開となっています。過去例を見るならば115円の水準がポイントになりそうですが、そこで止まらないと100円割れの水準すら視野に入ってきます。投げが投げを呼ぶ展開でかなり危険な状況と言えそうです。RCIで見ると短期線・中期線が下値圏で這っており、売られすぎ感があり、バンドの下限を意識できるかがポイントになりそうです。バンド幅が縮小傾向にあることから、ここからはバンドブレイクアウトはしにくく、急落と言う展開も予想しにくいところではあります。
◎野村アセットマネジメント 最近の為替市場の変動について
◎「下げ異常」「損切りの日々」 FX投資家、円急騰に悲痛
最大手の外為どっとコムによると、5年ほど前にFX取引がブームとなって以降は、おおむね1ドル=105~125円で推移。しかし、現在の円高水準では外貨を買った人の多くが損失拡大に直面しているとみられる。
ただ、過去の円高局面を教訓として投資ノウハウも向上。「こまめに売り買いし、利食いを狙う個人投資家も増えている」
◎1―2週間は混乱続く、ドル95円割れで介入に期待
株と為替は「負のスパイラル」に陥り、投資家の不安を強めている。薄い取引のなか相場形成が崩れているので、向こう1―2週間は混乱が続くだろう。主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)での対応で、金融市場の混乱は大きくみれば収まる方向にあると思うが、一方で実体経済への影響が不透明な情勢で、11月15日の金融サミットではどのように乗り切るかを議論する必要があるだろう。やはり流動性供給という対策が求められる。
外国人投資家が日本政府の対応を気にし始めた。為替介入には大義名分が必要だが、G7後は金融市場の混乱を収束させるためにどのような手段も許される状況になってきたのではないか。為替相場が市場で形成される状況を通り越している。ドル/円は95円割れ、ユーロ/円は120円割れで介入に踏み切ってもいいと思う。
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◎~FXを始められる方へ~
世界株式市場が下降バイアスを強める中、FXが俄かに注目を集めているようです。だが、急激過ぎる円高で損失拡大に直面してる人も多い。
また初心者の方で、ビギナーズラックで調子に乗ってしまって、失敗する人も実際多いと思うので、僭越ながら僕からのアドバイス。
欲を出さないこと。自分を律することができる意思の強い人が向いているでしょう。(もし自信の無い方は、レバレッジ1倍のロングになるが、外貨預金が良いかもしれません)
失敗例)
- 最初に設定した目標利益に達した時、まだポジション保有しておけばもっと利益がでるかも。。。と思う
- 逆に反対方向に動いた時、そのうち反転するだろうとstopを守らず、ポジションをキープしてしまう。
- 何度か利益を出していくうちに、だんだんとレバレッジを上げたり、ポジションを増やしたりする。
人間ってほんと弱いです。勝ちが続くと、初心を忘れてしまい分かっていてもついつい調子に乗ってしましがち。
為替相場については
- クロス円(特に高金利通貨)ロングの人が多い
- 株式相場以上にボラタイルである
- 株式相場に比べてファンダメンタル、要人発言に反応しやすい。
- オーバーシュートしやすい
- マーケットが小さいため大口投機筋に相場が荒らされやすい。
- 今の相場は非常に不安定でマインドで左右されやすい。
特に現在の荒れた相場では『小さい利益を積み重ねる』方針が良いと思う。スワップ派の人も押し目を少しずつ拾っていきましょう。そのためにはチャートもある程度、読める必要があります。
===参考書籍===下記の書籍は僕が読んで良かったと思うものからピックアップしています。
*** FXを始めたばかりの頃、読みました。***
*** こちらも定評があります。***
*** チャートの見方などはとっても参考になります。2000円の本を3冊買うよりこの本一冊の方が価値があると思う。***
このブログも少しは参考になるかもしれません。
分からないことがあったりしたら、コメントしてもらったら、分かる範囲で返事しますので、気軽にコメントして下さい。
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