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2009年9月 6日 (日)

11月に米ドル87円割れか

米ドル、軟調ですね。

果たして今のドル相場、「リスク選好の米ドル安」なのか?それともW.バフェットの言うように、「財政赤字に象徴される米国の経済政策の結果が米ドル安をもたらしているのであって、リスク選好もリスク回避も基本的には無関係」のなのか?

バフェットの「予言」は3ヵ月以内に当たる! 11月に米ドル87円割れの大相場シナリオ

9月相場が始まりました。昨年は9~10月の2ヵ月間で、米ドルが17%も暴落しました。

 同じことが起こるならば、米ドルは10月末に、対円の史上最安値80円を更新している計算になるわけですが、果たしてどうでしょうか?

 ただし、昨年は「特別な大相場」だったと思う人が少なくないでしょう。そのとおり、2008年は「リーマン・ショック」が9月中旬に起こり、それがきっかけで「100年に1度の危機」が一気に広がっていったのです。

 2008年の米ドル/円は、9月がスタートした時には109円をつけていたのに、わずか2ヵ月で90円まで暴落しました。

2年連続で、9月から
大相場が繰り返された

 これに対して、足元の株式市場では、3~8月に6ヵ月連続で日経平均株価が上昇するなど、「危機」が再燃する兆候がないどころか、かなり楽観的なムードになってきました。この状況下では、米ドルの暴落相場が2年連続で起こるとは、考えにくいところでしょう。

 しかし「暴落」は起こらないのかもしれませんが、米ドルが一方向へ大きく動く「大相場」になる可能性があり、この時期、やはり注意が必要ではないでしょうか?

 一昨年、2007年の9月スタート時点の米ドル/円は116円でしたが、11月に入る頃には107円をつけていて、米ドル一段安となりました。最大下落率は7%でした。

 今年も、一昨年並みの下落となったならば、11月には87円を割り込むことになります。つまり、米ドルが、この間の対円安値を更新している計算になるわけです。

 なぜ、昨年も一昨年も、9月から11月にかけて米ドル安/円高の大相場が展開されたのでしょうか?

 それは、米ドル安という方向性はともかくとして、夏休みが終わった後の9月から、為替が一方向に動きやすい傾向があるためでしょう。

2ヶ月のドル方向性

 米ドル/円について、2ヵ月連続で同じ方向に動いた実績が、過去10年間で何回あったかを調べたところ、9~10月は7回、10~11月では9回もありました。

 これは、3~4月がたった1回、7~8月が4回しかなかったことと比べると、多いと言えるでしょう。つまり、春相場、夏相場に比べて、9月からの秋相場は一方向に動き、大相場になりやすい傾向が顕著なのです。

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