米シティ、バッドバンク構想でライフラインを獲得
経営難に直面する米自動車大手3社のビッグスリー。米議会では総額250億ドル(約2兆4000億円)の支援策が検討されているが、自動車業界が過去に経験した2つの救済策から学べることもある。1つは失敗に終わり、もう1つは成功した。
米財務省は23日遅く、米金融大手シティグループ支援策の一環として、同社に200億ドル(約1兆9000万円)を出資し、優先株を取得する方針を明らかにした。
Citigroup gets a lifeline
The U.S. government agreed to a $306 billion rescue plan for Citigroup, agreeing to shoulder some losses from toxic debt in the latest attempt to bolster a financial services industry in turmoil.
米財務省、FRB、FDICは共同で、金融安定化に向けた政策を発動
①シティGr対策
- すでに注入済みの問題資産買い取り計画 (TARP)に基づく250億ドルのほか、
- 財務省から同銀に200億ドル追加資金注入、
- 3060億ドルの問題資産について発生する最初の290億ドル負担、
- これを越える損失に ついては政府が90%を補てんし、シティが10%を負担する事
②ガイトナー・ニューヨーク連銀総裁を次期財務長官に指名する方針を明示。
③Obama presents team to navigate economic crisis 25日午前2時頃にオバマ次期米大統領が金融危機を乗り切る為の経済閣僚発表する予定
④Paulson may tap rescue fund, roll out new program
ポールソンが、市場の状況悪化に対応するため、米政府による7000億ドルの金融 安定化策の残り半分を利用し、新たなプログラムを打ち出すことを検討している。家計の借り入れを支援する方法や、住宅差し押さえで、住宅所有者の負担を軽減する手段などについて模索していると伝えた。(米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙)![]()
米大手銀シティグループが会社分割し、不良資産の受け皿となる「バッドバンク」を新規に設立する構想が浮上している。米ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)など米メディアが23日夜、一斉に報じた。含み損を抱えた住宅ローンなどの不良資産を「バッドバンク」に分離する構想で、シティが世界で展開する預金を保護するのが狙い。「バッドバンク」に移管された不良資産から発生する損失はシティが当初かぶるが、損失額が一定以上に達した場合は米政府が引き受ける方向で協議が進んでいるもようだ。
シティは米政府から250億ドルの資本注入を受け、17日に従業員の15%の人員を削減するリストラを発表したが株価が急落。自力で資本増強することが難しくなっていた。米政府は世界で100カ国以上に展開するシティの経営不安が長期化することで、金融システム・リスクに悪影響を与えると見ており、シティと経営再建策について協議を進めている。
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