為替の見通し
為替の見通し(2008/09/29-)
レンジ相場となるか。
- ドル/円 ドル下落
- ユーロ/円: 既往レンジ内
来週の予想レンジ
ドル/円 104.00-107.50 円
ユーロ/ドル 1.4300-1.4800 ドル
ユーロ/円 150.00-156.50 円
今週のポールソン財務長官およびバーナンキ議長の議会証言では、金融危機に対する警戒感が色濃く出された。金融安定化法案の個別項目に議論の余地があるだけでなく、大統領選を前に政治的な駆け引きも加わっているため難航しているが、金融機関の不良債権処理が遅れれば米経済は大きく下振れるとの認識は両党に共有されている様子だ。日本がかつて10 年がかりで進めた話を米国は超スピードで進めており、本件についても今週末から来週にかけて何らかの進展が期待される。
ただ、合意されればドル高・株高の反応が予想されるものの、その後の成り行きや処理の効果などを冷静に見極めようとの雰囲気に移ればドル高・株高も1 日程度で一巡してしまうだろう。そうした中、来週も金融安定化法案の行方は重要だが、ファンダメンタルズへ市場の注目は戻り始めるだろう。
米国では来週、1 日に製造業ISM、3 日に非製造業ISM、雇用統計、と主要指標の発表がある。この1 ヶ月間に発表された経済指標は企業活動がギアダウンした可能性を示唆しており、雇用統計も弱めとなる可能性がある。たとえ法案が合意されても、景気のダウンサイドリスクの大きさがドル売りを加速させることになり、来週後半は指標への警戒感および実際の数字を受けてドルの下落が予想される。
◎北辰物産 ~ 黙過された混乱の行方 ~ 「100年に1度」の経済危機
~ USD/JPY : 104円がメド ~
USD/JPYはバンドの中心線で抑えられる形で下落に転じる状況となりま
した。上値がじりじりと切り下がってきており、下落トレンドの形成が意識される展開となっています。特に107円を回復したものの達成感から下落したことは状況の悪さを意識させます。バンド幅は横這いから縮小傾向にあり、大きな動きになり難い局面ながら、RCIの短期線が上昇途中で腰折れする展開となり、中期線も下値圏で這う動きとなっていることから基調は下落と見る事が出来るでしょう。下値の水準としては、バンドの下限であり、過去の安値水準としても意識されている104円前後の水準という事ができます。RCIの短期線の動きを予想するならば、104円前後の水準は非常に止まりやすいところであり、ここから再度上昇できれば、Wボトムの形成が意識されます。逆にこの水準を抜けられると102円前後までの下落が見込まれるところです。
~ AUD/JPY: 目先は下落か? ~
AUD/JPYはバンドの中心線に沿って動いている展開となっています。バンド幅が急速に縮小する展開になっており、大きな動きは誘発されにくい局面になっていると言う事が出来そうです。とりあえず、目先は現状の水準を維持する形での動きになりそうです。RCIでみると、短期線が天井を打つ形になっており、やや下落圧力がかかる展開になっています。そもそもバンドの中心線をほとんど超えての動きになっていない事を考えると形的にはバンドの中心線で抑えられた、と見る事が出来る状況であり、下落圧力がかかりやすい展開という事が出来ます。ただ、RCIの中心線が上昇基調にある事を考えると直近の安値を突破することは考えにくく、安値としてはバンドの下限である84円前後の水準となるのではないでしょうか。そこから再度上昇が期待できる展開と言えそうです。
- ファンダメンタルズや相場水準に関係なく、ポジション解消や投げなければいけない売りが、方向感なく次々に飛び出してくる
- 米政府の財政負担増、最近の米景気の減速を考えると、とてもではないがドルが買える状況ではない
- 今回の混乱の中で最も悪影響が少ない日本の円が選好されやすいとする見通しもあるが、26年ぶりに赤字に転じた貿易収支、米大手投資銀への相次ぐ出資に伴う巨額の資金流出観測なども踏まえると、円も買いづらい。疑心暗鬼の強まる市場は、まさに「八方ふさがり」
- 米ISM、雇用統計などで米利下げの可能性を見極め
今週のレンジ 来週の予想レンジ
ドル/円 104.00-108.00 円
ユーロ/ドル 1.4400-1.4800 ドル
◎三菱東京UFJ銀行 Dynamic Chart Weekly
---------------
~FXを始められる方へ~
世界株式市場が下降バイアスを強める中、FXが俄かに注目を集めているようです。
初心者の方で、ビギナーズラックで調子に乗ってしまって、失敗する人も実際多いと思うので、僭越ながら僕からのアドバイス。
欲を出さないこと。自分を律することができる意思の強い人が向いているでしょう。(もし自信の無い方は、レバレッジ1倍のロングになるが、外貨預金が良いかもしれません)
失敗例)
- 最初に設定した目標利益に達した時、まだポジション保有しておけばもっと利益がでるかも。。。と思う
- 逆に反対方向に動いた時、そのうち反転するだろうとstopを守らず、ポジションをキープしてしまう。
- 何度か利益を出していくうちに、だんだんとレバレッジを上げたり、ポジションを増やしたりする。
人間ってほんと弱いです。勝ちが続くと、初心を忘れてしまい分かっていてもついつい調子に乗ってしましがち。
為替相場については
- クロス円(特に高金利通貨)ロングの人が多い
- 株式相場以上にボラタイルである
- 株式相場に比べてファンダメンタル、要人発言に反応しやすい。
- オーバーシュートしやすい
- マーケットが小さいため大口投機筋に相場が荒らされやすい。
- 今の相場は非常に不安定でマインドで左右されやすい。
特に現在の荒れた相場では『小さい利益を積み重ねる』方針が良いと思う。スワップ派の人も押し目を少しずつ拾っていきましょう。そのためにはチャートもある程度、読める必要があります。
===参考書籍===下記の書籍は僕が読んで良かったと思うものからピックアップしています。
| 田平雅哉のFX「スイングトレード」テクニック |
*** FXを始めたばかりの頃、読みました。***
![]() |
外国為替トレード 勝利の方程式 著者:今井 雅人 |
*** こちらも定評があります。***
![]() |
高勝率トレード学のススメ (ウィザードブックシリーズ) 著者:マーセル・リンク |
*** チャートの見方などはとっても参考になります。2000円の本を3冊買うよりこの本一冊の方が価値があると思う。***
このブログも少しは参考になるかもしれません。
分からないことがあったりしたら、コメントしてもらったら、分かる範囲で返事しますので、気軽にコメントして下さい。
---------------------------------------------
ランキングに参加してます。たくさんの人に見てほしいのでクリックに協力して下さい。
------------------------------------------------
| 固定リンク
「FX」カテゴリの記事
- 為替の見通し~狂乱するマーケット ~(2009.03.28)
- 為替の見通し ~保護主義と通貨の切り下げ~(2009.03.21)
- 為替の見通し(2009.03.14)
- 為替の見通し~100円の壁(2009.03.07)
- 為替の見通し ~ 円高?円安?~(2009.02.28)



コメント